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アメリカのお葬式ってどんな感じ?花柄の服で参列する人も

アメリカのお葬式ってどんな感じ?花柄の服で参列する人も

 

 私はアメリカでのお葬式に何度も参列していますが、最初の頃よく思ったのが「亡くなってからお葬式をするまでずいぶん時間がある」ということでした。

 日本だと亡くなった翌日にお通夜、翌々日には告別式というケースがほとんどだと思うのですが・・・友引だとかその他の事情で遅れたとしても亡くなった4日後くらいまでには済んでいますよね。

 それがアメリカだと、早くても5日後、遅いと1週間以上経ってお葬式という感じです。水曜日に亡くなって土曜日がお葬式ですと聞くと素早いな、という印象です。これには広いアメリカ国内、故人の身内や友人・知人がお葬式に駆けつける時間を与えてあげるという事情もあります。

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私が参列した葬式

 私が見たのはほとんどが土葬でしたが土葬の場合遺体に防腐処置をして、お葬式の前夜又は当日お式の直前に設けられているViewingという故人のお顔を拝見し、遺族にお悔やみを述べる時間に備えます。私の場合キリスト教のお葬式にしか出席したことがないのでこの辺の詳しい順序などは宗派や人種によっても違いがあるかもしれません。

 お葬式当日ですが、もちろん悲しみに包まれていますし、特に故人の年齢が若かったり予期していなかった突然の死である場合などは深い悲しみの中式が執り行われるのですが、それでもアメリカらしい明るさが随所にあるのが救いです。

 どういうことかというとまず、参列者の服装は日本のように黒一色ということはありません。私はそれでも紺色とかグレーとか暗めの色を選びますが特に女性は赤や青や花柄など、色々な服装の人がいます。

 そして式場である教会を入ると入り口のところに故人の若い時の写真などが飾られていたりします。式は讃美歌とお祈りで始まり、その後は身内や知人が平均3,4人ほど故人を称えるスピーチをします。最初の1人が故人の生前の足跡というか、どこで生まれ学校はどこに行きどんな仕事をし・・・と人生の歩みを振り返るスピーチです。

 その後も故人のエピソードなどが続くのですが、これらもユーモアを交え、時々温かい笑いがもれるようなお話ばかりなんです。悲しいのだけれど、「あぁ、この人とこの世で知り合いになれて本当に良かった」と思えるような話ばかりです。これも、亡くなって1週間ほど経っているということで少しだけ余裕が出来てほほ笑むことができるのかもしれません。

 そうしてお葬式が終わり訪問客を帰すと遺族は残って別室にて用意された食事を親族や近しい友人のみで囲みます。この時はもう悲しみに暮れているというよりは遠方からやってきた親族と昔話に花を咲かせたり、しみじみとした中にも温かい時間が流れているという感じです。食事が終わると皆で墓地へ向かうのですが、墓地で棺桶を土葬するときが悲しさや寂しさが迫ってくるときかもしれません。

 それでも全体的に和やかな雰囲気なのはキリスト教の教えである「来世でまた会える」という信仰や希望が根底にあるからかもしれません。またアメリカのお葬式は「とりあえず顔出さなきゃ」みたいな義務感もないだけに、純粋に故人の人柄で出席者人数が左右される面があります。もちろん社会的に高い位置にあった人は自然と多くの人が集まるでしょうが、生前の生き方が反映されている面が大きいと毎回感じます。

[参考記事]
「日本とアメリカの感覚の違い。露出度、歯並び、体型、好きな色」

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