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アメリカのブラックフライデーは買い物三昧。サイバーマンデーもお得

アメリカのブラックフライデーは買い物三昧。サイバーマンデーもお得

アメリカでは11月の第4木曜日が感謝祭なのですが、その翌日である金曜日が「ブラックフライデー」ということになります。

ブラックフライデー(英語: Black Friday)とは、小売店などで大規模な安売りが実施される11月の第4金曜日のことである。

ウイキペディアより引用

以前は感謝祭当日はお店も営業していないところがほとんどでした。人間というのは1日買い物できない環境に置かれるだけでも購買欲が高まるのか(?)、また学校や仕事も一部は4連休のところが多いせいもあり、ブラックフライデーには今より買い物に走る人が多かったようです。

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ブラックフライデーの開店時間の変化

ただ、これも最近は少し変わってきています。どういうふうに変わってきたかというと、段々とブラックフライデーの開店時間が早まってきたのです。

20年ほど前まではブラックフライデー当日の早朝に開店するということで、感謝祭の夜からテントや寝袋を用意し、店の前に徹夜で並ぶ人たち・・・というのが風物詩でもありました。そして開店と同時に店内へ飛びこんで目当ての物をゲットする・・・。こういう背景があってか、開店時間が早朝から深夜に早まってきました。感謝祭の夜が終わり、金曜日に日付が変わろうとする深夜0時とかに開店時間が早まりました。

そして更に近年では感謝祭当日の夜6時頃からブラックフライデーセールを開始するという店が増えてきました。この風潮を見るといつも、「感謝祭感謝祭っていうけど実際は皆家族や親せきで集まって御馳走を食べてゲームとかしてるだけじゃかなり退屈してるんだな~」と思わずにはいられません。というわけで大勢の人たちがブラックフライデーのセール品を求めて、感謝祭の夜モールや店へ繰り出します。

最近は「並んでまでも手に入れたいほど安価な目玉商品」というのもあまり見かけなくなりました。お店側も、先着20名とかに用意した目玉商品をゲットできなかった客からのクレームを浴びて懲りたんでしょうか。私も感謝祭の夜、モールへ出かけたことがありますが、まぁ普段なら最高でも40%引きなところが50%引きになっているという感じで、そこまで大きなお得感は感じませんでした。

プレ・ブラックフライデーセール

これに加え、ネットでももう感謝祭前の月曜あたりから「プレ・ブラックフライデーセール」と称してセール価格になっていることがほとんどです。ネットではその1週間の間のどの日に買ってもそこまで大きな価格の変動はありませんが、近年では感謝祭後の月曜日を「サイバーマンデー」と称してネット上で更に大きなセールを展開しています。

私は以前、プレブラックフライデーのセールでスワロフスキーのピアスが25%引きになっていたので買ったのですがその後のサイバーマンデーではなんと50%引きと大幅値下げになっていて悔しい思いをしたことがありました。サイバーマンデーを舐めてはいけないと思い、以降買い物はサイバーマンデーまで待つようにしています。

私も数年に1回は女友達とブラックフライデー行こう!なんて言って繰り出すこともするのですが、ネットでも同価格で買える今、ゆっくりのんびりパソコンで注文するほうが性に合っているし、快適だと感じています。クリスマスショッピングをネットのみで済ませるという人も結構多いんですよ。ブラックフライデーは寒い夜に激混みのパーキングにやっと停めて激混みのモールへ乗り込み、何を買うにも長蛇の列に並ばなければいけませんから。

クリスマスショッピングもついでに

アメリカでは、このブラックフライデーを機にいわゆるクリスマスショッピングを始める人が多いのです。というかクリスマスショッピングを始めるのにちょうどよい時期だからブラックフライデーというものが出来たのかもしれません。

アメリカのクリスマスは子供にプレゼントを1個買って終わりという生易しいものではありません(笑)家族全員に最低5個ずつ、他にも親戚や同僚や学校の先生なんかに至るまで、ちょっとしたものをあげるので1ヵ月くらいかけて少しずつ買うんです。

またこの感謝祭の週末にクリスマスツリーを出したりデコレーションを施す家庭も多いです。クリスマスの約1ヵ月前が感謝祭ということで、このブラックフライデーから一気にクリスマス気分が盛り上がってきます。

[参考記事]
「アメリカのクリスマスは9月?先取りし過ぎなアメリカのクリスマス」

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