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国際結婚する日本人女性はブスが多いって本当?国際結婚した私が解説

国際結婚する日本人女性はブスが多いって本当?国際結婚した私が解説

 

 このお題、さすがに面と向かって言う人には会ったことがないのですがネットで非常によく目にする質問というか話題なのです。私自身が国際結婚(アメリカ人と結婚)をしているから目につくということもあるかもしれませんが・・・。

 これまた、全米の国際結婚カップルを調査して歩くわけにはいかないので私が今まで付き合ってきた日本人妻に限定されますが、70人以上はいますのでそこからの分析結果と、そもそもなぜタイトルのような思いを人々が抱くようになったのかその推測を書いてみたいと思います。

 そもそも、数十人の日本人妻と出会ったり付き合ったりした結果思うのは非常につまらない結論で申し訳ないのですが「美人もいればそうでない人もいる、でもほとんどは平凡な容姿」ということなのです。

 でも考えてみてください。日本でもご近所の主婦50人くらいを集めたら、その中にいったい何人くらい誰もが認める美人がいるでしょうか。そして敢えて「ブス」という言葉で表現できるほどの外見の人がいるでしょうか。ほとんどの方が、「普通な、平凡な容姿」の女性なのではないでしょうか。つまり日本の美人・不美人の縮図をそのまま海外に持ってきたに過ぎない、たいして変わらないということなのです。

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なぜ国際結婚女性はブスが多いと思われているのか

 ではなぜ「国際結婚している日本人女性はブスが多い」という噂(?)が横行するようになったのか。これはまず、国際結婚は日本人同士の夫婦よりどうしても目につきやすいということが挙げられるのではないかと思います。

 道を歩いていても日本人夫婦の顔をいちいち見ることはなくとも、横に外国人を連れている女性がいればついなんとなく目をやってしまうのではないでしょうか。そうやって眺めたときに、女性のほうが仮に日本人男性と結婚している女性と同レベルの外見だったとしてもどうしても「ふーん、たいしたことないな」という感想になってしまう気がします。それも根底に、外国人に見初められるくらいだからある程度の美人なのだろうという先入観があるためではないかと・・・。

 また知り合いの女性が海外の男性と交際したり、結婚した場合、どうしても、「国際結婚ってもっと華やかな女性がするのかと思っていた」という無意識の刷り込みがあり、身近に存在していた「普通レベル」の女性に対し、「あのレベルでか・・・」などと思ってしまう傾向もあるのではないでしょうか。

 次に考えられる理由として、海外に住んでいると(または日本在住でも海外の影響を色濃く受けていると)どうしても日本の最先端のメークやファッションには疎くなってしまいます。自然と疎くなるというのもあるし、「外国に住んでるからもうどうでもいいや」と思うようになるのもあります。「日本だったらこんな格好無理だよね~」みたいな会話はアメリカ在住の女性の間では日常茶飯事。

 つまり、日本の情報もあまり入ってこず、また仮にそんな努力をしたところで日本のように他人の視線が気になるような土地柄ではないためどんどん疎かになり、その上アメリカ人男性はたいしたオシャレをしていなくても「今日も綺麗だよ」などという褒め言葉を惜しまない人種ということもあってこちら在住の日本人女性の外見はどんどん「日本の普通の美人のスタンダード」からはかけ離れていく運命にあります(笑)

 そうやって日本の美を基準とした全体的な雰囲気がレベルダウンしていく中、パッと見は顔の造作に関係なく「ブスだ」という印象を与えるのは否めないかもしれません。また一部の女性は長年アメリカに住むことでメークがアメリカにおけるオリエンタル女性風になっていくことも。それが日本人の目で見ると違和感があるということも、あるのかも。

 最後に、外国人男性と出会い恋に落ち結婚まで進む女性というのはある程度の行動力とフットワークと楽観さを持ち合わせている場合が多いものです。逆に言うと日本では美徳である謙虚さとか慎み深さなどは日本在住の女性ほどは持ち合わせていないかもしれません。

 なので、日本人であれば敢えて自撮りでSNSにUpしないようなお顔でも「楽しければいいじゃん!」みたいなノリでガンガン載せてしまい、それが周囲の目を引く原因になったりするのではないでしょうか。

 日本人は基本的に「露出しているということは自信があるということだ」という概念を持っています。ミニスカートを履いていれば相当脚に自信があるのかと思われるし、胸元を開けた服だと胸を強調してるのだと見られるし、それは顔もそうです。普段の生活の中では顔を露出しないわけにはいきませんが、それをあえて度々SNSにUpしていると「この程度の顔で相当自信があるんだな」という印象を残してしまいがちです。

 アメリカの感覚では必ずしもそうではなく、自信がない箇所であっても露出するし、あくまで「楽しいこの瞬間を残そう!」という心意気で自分の顔の美醜はともかく載せてしまうのです。

 あれこれ書いてきましたが国際結婚する日本人女性の容姿は本当に様々で特にブスが多いという印象はありません。あ、ただ・・・駐在している日本人ビジネスマンの奥様方は国際結婚ではめったに見ない正真正銘の美人であることが多く、その辺と比較するとやや見劣りするのは否めません。なんて、自分を基準に好き放題書きましたが、あくまで私の周りの現実ということでお許しを、、、

[参考記事]
「日本とアメリカの感覚の違い。露出度、歯並び、体型、好きな色」

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Comments / Trackbacks

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  1. 日本人はハーフとか欧米寄りな容姿を美人というのがオーソドックス。でも西洋人からしたら周りはみんな欧米寄りなわけで、日本人が好きな欧米人は東アジア特有の低い鼻に幼い顔がタイプなだけなんじゃない?だから日本人からしたら綺麗とは言えない人が国際結婚してるのでは?

  2. 狂おしいほどのド正論

    国際結婚する日本人の女がブスかどうかなんて単に確率の問題。

狂おしいほどのド正論 への返信 コメントをキャンセル

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