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スウェーデンでは洗濯は週1回。洗濯回数が少ない理由とは

スウェーデンでは洗濯は週1回。洗濯回数が少ない理由とは

 

 多くの日本人家庭では洗濯は1日1回、子供がいたり洗い物が多いと1日に何度も洗濯機を回す家もあるでしょう。海外では数日に1回という話もよく聞きますが、スウェーデンでは特に少なく週末にまとめて週1回という家庭が多数。一人暮らしや汚れをあまり気にしない人だと、なんと2~3週間に1回という場合も。

 きれい好きな日本人からするとびっくりな洗濯頻度ですがスウェーデンではそれが普通。小さな子供がいる家庭だと少し頻度は増えますが、それでも週2~3回。汚れ物は手洗いして室内干しした後、洗濯の日にまとめて洗濯機で洗います。

 洗濯回数が少ない理由の1つは、夏でも気温と湿度が低いので汗をあまりかかないこと。下着さえ毎日替えれば洋服の汚れが気になりません。室内は乾燥しているので、使ったタオルもすぐ乾き毎日洗う必要性を感じません。

 もう1つの理由は、スウェーデンでは専業主婦が1割以下と少なく毎日洗濯に時間を使う余裕がない事でしょう。休日にまとめて大量の洗濯を洗う作業は、男性の力仕事として分担されている家庭も多くあります。

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アパートには洗濯機がない

 洗濯回数が少ない理由は他にもあり、それはスウェーデンの住宅事情が関係しています。

 洗濯をあまりしないスウェーデン人、多くのアパートやマンションでは個人の洗濯機を持たず共同のランドリールームを使っています。部屋に洗濯機を置く専用のスペースもありません。建物の地下や、隣接する小屋に洗濯機と乾燥機、アイロンが設置されていて住民が予約をして使います。

 洗濯機も乾燥機も複数台あるので、まとめて大量の洗濯物が洗えます。料金は賃貸の場合は家賃、分譲マンションの場合は共益費に含まれているので、たくさん使ってもお金はかかりません。ただし、1ヶ月に使える回数が決まっていたり、土日の人気の時間は埋まっていたりするのでいつでも好きなときに洗濯をすることは出来ません。

 筆者のアパートでは1ヶ月に1家庭で10回までと決まっているので、3日に1回の割合で洗濯をしています。予約方法は施設によって違い、ルームキーを使って予約をしたり、アプリを使ってアパート外からも予約をするシステムもあります。

 なかなかルールを守れない利用者もいて、時間が過ぎたのにランドリールームを使っていたり、洗濯物が入れっぱなしで次の人が使えなかったり、洗濯回数が足りないから時間枠を譲ってくれと頼まれたり、洗濯機の中が汚れていたり…あまり快適とは言えない洗濯環境です。

 集合住宅はこのような洗濯方法がメインですが、一戸建てや最近建てられた分譲マンションではランドリールームがなく、それぞれが自分の洗濯機を購入し利用しています。自分用の洗濯機を持っていても、洗濯はやはりまとめて週末に行う家庭が多いようです。

洗濯方法

 スウェーデンで売られている洗剤は、液体と粉末どちらも色柄もの用と白いもの用分けられています。洗濯モードは複数ありますが、洗うものによって使い分け、水温が30~90℃とお湯で洗濯するのが通常です。

 洗濯が終わると乾燥です。日本と違って、外に干す習慣はありません。丈夫な洗濯物は乾燥機へ、デリケートな衣類は室内干しや乾燥室と呼ばれる温かい部屋に干して乾かします。乾燥機にはドラム式の乾燥機と、冷蔵庫のような箱に衣類を吊り下げて温風で乾かすタイプがあります。スウェーデンの室内の湿度は加湿しないと冬は30%、夏も50%程度なので室内干しでも臭くならず、その日のうちに乾きます。

まとめ

 スウェーデン式に週1回まとめて洗濯した方が家事の負担としては楽ですが、なんとなく洗濯物が汚れたまま溜めておくのは嫌なので我が家は出来ればもうすこし頻繁に洗濯したいと思っています。ですが日本人がスウェーデン流の洗濯を知ると、少しぐらい洗濯が溜まっても罪悪感か少なくなるかもしれません。

[参考記事]
「スウェーデンの住宅事情。築100年は当たり前。賃貸は5年待ち」

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