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スウェーデンの移民問題を通して日本を考える

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スウェーデンの移民問題を通して日本を考える

 

 昨今、ますます話題になっている難民問題。スウェーデンも例外ではありません。しかし「難民」ってどんな人たちなのでしょう?実際にヨーロッパで生活している難民たちの人となりについて、想像がつきにくいのではないでしょうか。

 ここではスウェーデンでの生活を通して感じた難民たちの人物像を筆者がお伝えします。
※あくまで私個人の体験に基づくものです。全員に当てはまるわけではなく、一般論でもありません。ご留意ください。

出会った経緯

 日本人に限らず、他国から移住してきた外国人はまず移民用のスウェーデン語語学学校に通うことになります。クラスメイトは全員スウェーデン人を除いた外国人です。私が通っていた当時はシリアの内戦問題が深刻化していました。そのためクラスメイトの比率は
7割が 中東地域(シリア、イラン、イラクなど)
2割が アフリカ地域(ソマリア、ケニアなど)
1割が アジア地域(タイ、中国など)
で構成されていました。

 9割はいわゆる難民であったということになります(アジア出身のクラスメイトは配偶者がスウェーデン人であるから、という理由がほとんどです)。

 「スウェーデンに移住」と聞くとスウェーデン人に囲まれた生活を思い浮かべると思いますが、実際はこのクラスメイト達と過ごす時間の方が最初は多くなるわけです。この語学学校を卒業した人はKomvuxという教育施設でスウェーデン語を更に学ぶことができます。クラスメイトは同じく外国人。その結果、決して少なくない数の難民の方と知り合う機会がありました。その中で私個人が感じた国別の印象と傾向をご紹介します。

人懐っこい穏やかなシリア

 当時の情勢柄一番クラスメイトの比率として多かったのがシリア人でした。どのクラスでもクラスメイトの半分以上がシリア人で構成されていたため、一番接する機会・時間の長さ・人数が多かったです。驚いたのは皆共通して、気さくで人懐っこいところ。初めて会った時はいつも一生懸命名前を覚えようとしてくれます。初めましての挨拶をしただけのクラスメイトでも、次の日には「おはよう、○○(筆者の名前)」と呼んでくれることもありました(ちなみに私はその方のお名前をその時覚えておりませんでした・・)。

 毎日顔を合わせる度ににこにこ挨拶してくれる、気さくな人達という印象です。お喋りも大好き。男性は気さくで朗らか、女性は穏やかかつ優しい傾向があるように思います。特に女性は他の中東地域と比べ、大和撫子のような謙虚さとふんわりとした穏やかさが特徴的です。

クールビューティーなイラン・イラク

 移民として9.11同時多発テロ以降急激に増加したイラン・イラク。現在はシリア人に比べるとごく僅かなようで、あまり多くの人と知り合う機会はありませんでした。男女共に物静かな人が多い印象。クールビューティーという言葉がぴったりです。あまり普段にこにこしていない分、笑っている時は本当に嬉しそう・幸せそうに笑う人たちです。シリアと比べて涼しげな顔出ちをしています。

陽気なソマリア・ケニア

 アフリカ大陸出身の人々です。よく洋画で黒人の男性が「HAHAHA!」と豪快に笑っているイメージがあるかと思います。実際の印象もほとんどそのままでした。特に男性はいつもはきはきとしていて、元気いっぱい、一日中嬉しそうという印象です。女性は男性に比べ穏やかで落ち着いた人が多かったです。日本の車(TOYOTAやHONDAなど)についてよく知っている人が多い気がしました。

スウェーデン人は難民問題のこと、どう思ってるの?

 この話題についてスウェーデン人と議論する時、よく耳にする言葉があります。

「スウェーデン語が話せる人は、スウェーデン人だ。スウェーデン語が話せない人は、外国人なんだよ。」

 全員が全員こう思っているわけではないでしょうが、ほぼ共通認識なのかしら、と肌で感じています。実際スウェーデン人たちは、スウェーデン語ができるなら見た目関係なくスウェーデン人扱いしてくれます。よく言われる「スウェーデンは移民に寛容な国」というのも、あながち間違いではないのかもしれません。

 一方で難民に対し無条件に快く思っていない人がいるのも事実です。実際通りすがりに「俺はシリア人なんか大嫌いだ」とお喋りしている高校生を見かけたことがあります。頻発する暴動・犯罪事件から、難民受け入れに反発する声も少しずつ高まっているのが現状です。

 スウェーデンの警察は23日までに、首都ストックホルム郊外に位置する移民が多数派の地区で暴動が発生、出動の警官隊との衝突や車両への放火などが起きたと発表した。

 負傷者の有無は伝えられていないが、車両10台が燃やされ、商店に損傷が出た他、略奪行為も起きた。

出典: CNN.co.jp 2017-02-03発行

 SverigeDemokraterna(SD、スウェーデン極右党)が難民受け入れに反発する世論を反映し、一大政党になりつつあります。これ以上難民を受け入れたくない・受け入れの基準をより厳しくするべきである等の声が、現地で高まっている証と言えるでしょう。

 複雑化していく難民問題。難民を受け入れると治安が悪くなるというのが現実。シンガポールのように治安が良い移民国家もありますが、その代わり法律がものすごく厳しくなります。麻薬関係で捕まると死刑、そして集会も禁止、ペットの数まで決められています。シンガポールが明るい北朝鮮と言われる所以です。

 さー日本はどうする。「移民を受け入れない」or「移民を受け入れて明るい北朝鮮を目指す」。「移民を受け入れて対策を何もしない」と言うのは今のフランス、イギリス、ドイツのテロを見るとあり得ませんが、実は今の日本が取っている政策は「移民を受け入れて対策を何もしない」です。いわるゆ、今話題になっている「特区」を使ってこれから移民が多く入ってきます。この制度を使って第一弾としてフィリピンの家政婦がすでに入ってきています。この人たちはパソナなどの人材派遣会社を通して入ってきています。

 AI(人工知能)が発展すると人が要らなくなりますが、その時に日本に住んでいる外国人に「母国に帰ってください」と言っても帰すことは不可能です。「明るい北朝鮮」であれば可能でしょうが、今の日本では「人権がーー!」と叫ぶ人がいるので不可能です。その時は日本国民の税金で外国人を養うことになりますが、その覚悟があるかということですね。今でも外国人に対する生活保護で数千億円が使われていますが、これが数兆円になるわけです。無理でしょうね。

 AIの技術に補助金をあげて研究開発を進めた方が日本にとってはベストです。国際競争力も上がり、そのシステムを外国に売れるわけですから。税収が減るじゃんって言っている人がいますが、マクロソフトのビルゲイツが言っているようにロボットに税金をかければ、税収減も防げると思うのですが。今の安倍総理を始めとする政治家にはその頭がないのが残念です。ビルゲイツを政策ブレーンに入れたらどうですかね。

 日本は移民を本格的に受け入れる覚悟があるのかという選択を迫られていますので、一人一人が考えるべき問題です。今の日本人はテレビに洗脳されて真実を見抜く能力が落ちていますので、期待はできないですが(笑)森友学園や加計学園問題なんてどうでもいいです。それよりも「特区」に関わってる竹中平蔵さんが会長をしているパソナ(人材派遣会社)を通して、外国から人が入ってくる方が問題だと思いますよ。安倍さんと竹中さんは仲良しですから(笑)まーこれもどうでもいいことですが、きちんと将来を見据えて移民なり、難民を受け入れるかどうかを決めてほしいものです。

[参考記事]
「スウェーデン人はセックスに寛容だけど浮気や不倫はしない」

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