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婚前交渉はアナルならOK?イスラム男性の恋愛観とは

婚前交渉はアナルならOK?イスラム男性の恋愛観とは

 

 イスラム教と聞けば、結婚するまで肉体関係を持たない、一夫多妻などのイメージが持たれます。現在の日本人の恋愛観とは全く違うイメージがありますが、実情はどうなんでしょうか?

 イスラム教徒であった元夫をもつ私が、そんなイスラム男性の恋愛事情をご紹介します。

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【欧米文化を経験しているイスラム男性の場合】

 イスラム教と一言で言っても、実は国それぞれで少し実情は変わってくるんです。イスラム教ではあるけれど、比較的戒律が緩い地域、反対に戒律には厳しい地域など、恋愛に関しても地域的な差があります。

 私の元夫はフランス人でしたが、北アフリカからの移民の両親を持つ、イスラム教徒でした。彼はフランスで生まれ育ち、アメリカや日本などでの居住経験があったため、イスラム教徒でも緩いイスラム教徒といった感じでした。

 ですので、結婚前の恋愛に関しては、日本人や欧米人の恋愛観と一見大きな差はありませんでした。ですが、やはりイスラム教徒であれば、恋愛観のベースがイスラム文化から大きく影響を受けているのも確かです。

 実際に一緒に過ごしてわかったのは、保守的で恋愛経験のあまりない女性を好むということです。服装に関しては、公衆では露出を好まず、地味な服を好みます。そして、非常に嫉妬深く、処女性を好むのはイスラム特有でした。

 イスラム圏出身の男性は、欧米に移民したりする人も多く、そういった人々は欧米の文化にも慣れているので女性に対してそんなに厳しいことは言いませんが、それでも服装や男性経験の有無は非常に気にする人が多いです。

 男性経験のある女性と付き合ったり、妻にすることもありますが、どうせ望むなら処女が良いというのが本音。

 また、欧米諸国の移民家庭で生まれ育ったイスラム男性や比較的欧米文化を融合させている地域出身のイスラム男性は、一夫多妻には断固反対の人が多く、通常は妻は一人です。

【戒律の厳しい地域出身のイスラム男性の場合】

 戒律が比較的厳しい、筋金入りのイスラム国家出身の男性は、女性に対しては非常に厳しい恋愛観を持っています。基本的に彼らの地域では、女性はすべてヒジャブやヒマールで顔や体全体を覆っていたり、非常に厳しい地域では全身黒ずくめの服装をしています。

 これは、女性は非常に美しく魅力的な生き物であるために、公衆の面前で女性が肌をさらすことは男性にとって有害であり、男性から守るために行っている服装です。女性が肌を見せられるのは、家庭内の身内と夫だけなのです。

 そして、このような地域では、結婚前の肉体関係は絶対に持てません。女性は結婚まで、処女でなくてはいけないのです。結婚初夜の翌日には、血のついたシーツを庭先に干すのが定番で、そのシーツがなかったり血が出なかった女性には、差別的な偏見が付きまとい、離婚にまで陥ることもあるそうです。

 ですが、男性というものは性欲もありますし、結婚まで我慢をするのも酷なもの。そこでこのような国々の男性は、地元の女性ではなく、外国からの女性をターゲットにします。トルコやエジプトなど、外国人観光客の多い場所では、外国から来る女性をナンパし、肉体関係を持とうとすることも多発しています。外国人女性なら、結婚前の婚前交渉も問題ないし、自分たちの性欲も満たされるといった感じですね。そして、先進国からの女性であればお金も持っているし、あわよくば結婚して先進国に移住できたり、永住権をもらえるといった目的の人も多いんです。

 イスラム教では、神の前で結婚を誓う、宗教上の結婚というものが重視されます。役所に届ける紙で行う結婚よりも、宗教上の結婚こそが本当の結婚、という認識です。ですので、宗教上の結婚以外は意味がない、紙切れ上だけの結婚は何ともないという認識のある人も多いので、外国人女性と金銭的な目的で結婚することも多いようです。

 また、処女ではなくてはいけないということから、密かに婚前前に恋愛をしているカップルは、アナルでの行為を行なうらしいです。アナルでの行為なら、処女とみなすというタブーもあるようでちょっとびっくりですね。

 また、戒律の厳しい文化背景のある地域では、一夫多妻を用いる男性もいますが、基本的にイスラム教では4人まで妻を持つことができます。

 ですが、すべての妻に100%平等に接し、愛とお金を与えなければいけないという決まりもありますので、通常はそれができるのはほんのわずかな裕福層だけです。それも100%平等に、となると非常に難しいですよね。

 イスラム教で一夫多妻を用いている場合は、イスラムの戒律といるよりも、彼らの出身地域の慣習的な要素の方が強いのが現状です。

【イスラム男性の共通点は恋愛中は優しく、嫉妬深い】

 出身国に関係なく、イスラム男性は基本的に非常に優しいです。「自分だけの女性」という考えが強く、自分の女性に対しては非常に優しく甘い態度で接してくれます。それは従順で男性経験のない女性であればなおさら。

 そしてどの国出身でも共通するのが、嫉妬深いといった点です。比較的緩いイスラム男性であっても、男性経験のある場合は、それに対する嫉妬も凄まじいですし、男性の友人を持つことも基本的にタブーです。また、他の男性に興味があるそぶりを見せたり、歌手や俳優などの男性有名人のファンだというのも、彼らは非常に嫌がるでしょう。

 自分を裏切ったり、そういったそぶりを見せた時のイスラム男性の怒りはすさまじく、手の付けられないほどの怒りであることも少なくありません。それがDVに繋がったり、時には傷害につながることも。

 イスラム男性と恋愛をする場合は、絶対に他の男性の話はせず、その人だけに従順な態度を見せることがとても重要になります。

[参考記事]
「イスラム教の国チュニジアで同性愛が多い通りを歩いてみた」

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