ニュージーランドは移民の国。多国籍の人種がたくさん住んでいます。そのおかげで、レストランではネイティブが作る本場の味が食べられます。
レストランも良いですが、たまにはスーパーでデリ(おかず)を買って、公園でピクニックするのはいかがでしょうか。
またニュージーランドには、ホリデーパークというキャンプ地もたくさんあります。レンタカーを借りて、大自然の中でのBBQ。共同のキッチンでは色んな国の人との出会いもあり、とても贅沢です。キャンピングカーが無くても、キャビンというキッチンが付いた宿もあります。
その際は、ぜひともニュージーランドならではの食材を購入し、楽しみましょう。
◆ニュージーランドの大手スーパー3店といえば?
①NEW WORLD ニューワールド
大手スーパーの中で一番高級なイメージがあり、野菜や果物は新鮮で良いものが揃っています。どのスーパーも色んな国の調味料や食材のコーナーがありますが、品揃えはここが断トツに良いです。
②countdown カウントダウン
ニューワールドに並んで、なかなか高めのスーパーですが、ニューワールドよりは庶民派のイメージです。デリコーナーのラザニアが美味しいです。
●ニューワールドもカウントダウンもメンバーズカードがあり、値引きされた会員価格の商品があります。無料で作れて、即日仮カードが発行されるので、長期滞在者の方は作っておいても損はありません。
③PAK´n SAVE パックンセーブ
とにかく安いです!中はコストコのような倉庫風のレイアウトですが、バラで買えます。オリジナルブランドもあり、安価で購入できます。食費を抑えたい人に、オススメです。ここはビニール袋が有料です。
◆ニュージーランドならではの食材といえば?
・羊肉
人よりも羊が多いと言われているニュージーランドですが、羊肉もよく食べられています。イメージ的に臭い印象があったので避けていましたが、BBQで食べる機会がありました。臭みがほぼなく、軟らかくてとても美味しいです。
・ムール貝
現地の言葉で、ムール貝=マッスルといいますが、セルフで購入します。中央上にある赤いボタンを押し、霧吹きのように出ている水を止め、袋に詰めます。
量り売りですが殻をはずすと身が小さいので、意外に食べる分が少ないです。多めに買うと良いでしょう。
BBQでそのまま焼いて食べたり、ビールを使って酒蒸しにしても美味しいです。酒蒸しにした場合、水分がたくさん出るので、その出汁で食べるパスタは最高に美味しいです。
◎その他
どのスーパーにもある自動レジ。ニュージーランド人は会話が大好きな人種なので、レジ員によく話し掛けられます。話すのが苦手な人には自動レジはオススメです。
現金のほか、ニュージーランドの銀行のキャッシュカードでの支払いも可能で、さらに自分の口座から現金を下ろしたい場合は「支払い+引き出し」機能も自動レジに付いています(日本でもスーパーのレジでお金を降ろせるシステムが始まるとか)。人がいるレジでもCASH OUTと言うと、現金を下ろせます。
◆もしも長期滞在で日本の味が恋しくなったら
海外にいてもやっぱり日本人、和食が恋しい時もあります。安心してください、アジアンマートも豊富です。日本でおなじみの食品が購入可能です。
◎韓国系スーパー
1.ハニャン Hanyang
まるで韓国にいるかのような品揃え、一般のスーパーでは手に入らないゴボウなどが売っています。韓国の手作りおかずやキムチも、手頃な値段で購入できます。
2.ワングマート WANG MART
ハニャンよりは安く、日本のお菓子や食材も品揃えが良いです。ニュージーランドのローカルスーパーには、ステーキ用の厚い肉しか売っていません。
ワングマートはしゃぶしゃぶ用の薄切り肉が、冷凍で売っているので日本人にはとても助かります。
3.コスコ KOSCO
コストコではありません。南島を中心に展開している韓国マートです。こちらは、セールを定期的にやっています。南島は、北島と比較すると韓国マートが少なく、あったとしても規模が小さく、品揃えがあまりよくありません。そんな中、コスコが断トツで便利に買い物が出来ます。NZ全国で5店舗あります。
◎日系スーパー
・ジャパンマート
日本人が経営する日系のスーパーです。日本の調味料やお菓子、冷凍食品や加工品まで、豊富な品揃えです。NZ在住日本人にはとてもありがたく、行くだけでもワクワクしてしまいます。お茶漬けやふりかけ、カップラーメンもあるので、日本食が恋しくなったら是非行ってみて下さい。
◎中国系スーパー
・太平(タイピン)
世界どこにでもあるチャイナタウン。中国系スーパーも至るところにあります。とにかく価格が安く、日本でもおなじみのチンゲン菜や中国ならではの空芯菜もあります。そして、助かるのが餃子の皮や色んな太さの生麺です。中国系の餃子の皮は量が多くて安く、生麺は焼きそばに使えます。
ちなみに個人的には、乾燥湯葉がオススメです。水で戻して鍋ものに入れますが、独特の食感がたまりません。また鶏の頭や足が精肉コーナーに売っています。頭を初めて見た時はかなり衝撃でしたが、食べる人がいるのだなと興味深かったです。
◎大型ディスカウントストア
生活雑貨や食料品など、ショッピングモールより安く購入できます。
・the warehouse ウェアハウス
日本のホームセンターのような場所で、生活用品が揃っています。ニュージーランドに来て、生活に必要なものを一通り揃えたい場合、ここに来ると何でも買えます。値段はそこまで高価ではなく、質も良いです。お土産にできるものも、たくさん売っています。
・Kmart Kマート
ウェアハウスよりも手頃です。クリスマス等のイベント時は、大量売りのかわいいアイテムが売っています。ばらまき系のお土産に最適です。
●いつも買い物する際に、ウェアハウスとKマートと必ず2件見て比べます。
とにかくセールが多いニュージーランド。中には、同じものでもウェアハウスのほうが安い場合もあります。ちなみに同じスーパーマーケットでも、地域によって値段が変わります。オークランドでいうと、シティから北のハーバーブリッジという橋を越えると安くなり、2.3ドルの差が出る時があります。
まとめ
多国籍な食品が購入可能なのは、ニュージーランドの特徴のひとつでもあります。私は、インドカレー・タイカレー・トムヤムクン・バジルペーストをお土産に買って、友達宅で作って食べました。ニュージーランドに行ったのにと思うかもしれませんが、敢えてニュージーランド産以外のものをお土産に買っても面白いかもしれません。
このように、日本とは全く違う装いのスーパーマーケット。見ているだけで楽しく、ニュージー文化が少し垣間見ることができます。
[参考記事]
「ニュージーランドで売っている本当に美味しいお菓子6選」
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