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オーストラリアで日本語教師になるのは無理。その理由とは

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オーストラリアで日本語教師になるのは無理。その理由とは

 

・オーストラリアで日本語教師になりたい!

 オーストラリアには、多くの語学学校があります。そして、都市部をはじめいくつかの学校では、日本語教師になりたい人に向けて、「日本語教師養成講座」が開講されています。売り文句は、「420時間の通学で日本語教師になれます!資格もとれる!」といったもの。

 ふむ、オーストラリア生活を送る中で、英語が思うように喋れず、自信をなくす機会の多い私たちにこれは朗報としかいいようがありません。なんといっても、私たちは日本語においてプロフェッショナル。日本語をただ話すだけで「すごい!」と賞賛され、尊敬の念を向けられる・・・そう、無敵なのです。

・まず、日本語をならいたい人ってどんな人?

 語学学校で様々な生徒を見た私の意見からすると、日本語を習いたい人は2つにわかれます。

 1つ目は、日本人女性を含めたアジア人女性が好きな人。欧米人女性と違い、表立った主張が少なくニコニコとして朗らかなところが好きなよう。

 2つめは、日本人ぽい気質を持った外国人。これはどの語学を学ぶ人にも言えることですが、ある特定の国に興味を持ち語学を勉強するような人は、中国語なら中国人のようなできるビジネス系タイプ、イタリア語ならイタリアのような気質を持ったチャラくて明るく遅刻魔が多いです。そのため、日本語クラスは日本人のステレオタイプに近い気質の人が多いのです。予習復習はきちんとしてくる、誰にでも礼儀正しく10分前には来てくれます。

・日本語教師になるのは無理。その理由とは

 これだけ見ると、日本語教師はなんと魅力的な職種なのでしょうか。しかし、ここではっきりと言えることが一つだけあります。

 それは「日本語教師になりたければ、日本語教師養成講座を受けてはいけない」ということ。特に、オーストラリアでは。

 なぜでしょうか?理由はかんたん。日本語を習いたい外国人以上に、日本人が多すぎるからです。オーストラリアは4人に1人が移民と言われています。そのためシドニー等の都市部はもう街を歩いていても生粋のオージーに出会うことの方が珍しいという状態です。むしろ、日本人と、道端ですれ違うことの方が多いのです。

 言ってしまえば、日本語教師は資格がなくてもできる仕事です。そして、海外に滞在し、働くうえではビザがないと滞在もできません。そんな多くの日本人がたった数個の日本語教師枠という名のイス取りゲームをしているところに、現地のオーストラリア人と結婚した永住ビザを持った主婦がひょこっとやってきたらどうでしょう。なにより海外の企業にとって大事なことは「滞在ビザ」「経験」です。ですので、採用されるのはこのような主婦です

 そして、この大人気講座を開講していた語学学校で働いた私の知る限り、この講座を受けた後に日本語教師になれた人を見たことがありません。授業料が無駄になるだけで大抵は終わります。夢も希望もありませんが、そういうこと。

・でも、日本語教師になるには方法がある

 じゃあ日本語教師にはなれないのか。いいえ、なれます。もちろんオーストラリアで学生ビザで片手間でするなら。しかし、それで食べていくのはちょっと厳しいかもしれません。

 でも、あきらめるのはまだ早い。例えば、台湾・タイ・トルコなどの親日国。このような場所では、日本語・日本人がとっても人気です。アニメ好き・賃金が高い・親日国という理由で、日本で働きたい!という若者も大変多いため、ワーキングホリデーに来たい学生などに楽しく日本語を教えるというのは、オーストラリアのように滞在ビザにうるさい先進国に比べ、比較的簡単だったりします。

 しかし、台湾・タイ・トルコでも日本語教師は人気な職業。それなら美人教師や何か秀でたスキルを持って、それにまつわる日本語を教えられる、などの他と差別化をしている先生はひときわ目立つでしょう。自分を売り出す・ブログで発信するなど、自分の売りを作ることで、世界を股にかける大人気アイドルならぬ、大人気日本語教師が誕生するのです。こんなやりがいがあるこんなお仕事にチャンスがあれば是非チャレンジしてみてくださいね。私はそこまでやる意義を見出せないので、やりませんけどね(笑)

[参考記事]
「オーストラリアの日系企業にいる日本人は偽物であるという衝撃」

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