「エジプト」と言われてまず思いつくのはギザの三大ピラミッド。「ピラミッド」という言葉だけで私たちは「ギザの三大ピラミッド」を思い浮かべますが、実際はピラミッドとは四角錐上の大きな石の建造物のことを指すので、メキシコのチェチェン・イッツァ(上の写真)やテオティワカン古代都市(下の写真)もピラミッドだったりします。
しかしやっぱりピラミッドと言えばエジプトのギザの三大ピラミッド。ちなみにエジプトには、ギザ以外にもサッカーラの階段ピラミッドやダハシュールの屈折ピラミッドなどのピラミッドがあります。
階段ピラミッド↑
屈折ピラミッド↑
たびたび特集されるピラミッドパワーやピラミッド内部の謎にスポットを当てたテレビ番組などを観るとなんだかワクワクしてロマンを感じるのは私だけではないはず。ミステリアスで不思議なパワーを放つギザのピラミッドは、一生に一度は訪れたい場所のひとつではないでしょうか。
今回はそんなギザのピラミッドエリア内のお勧め撮影ポイント3選をご紹介いたします!
1. スフィンクス側の入り口すぐ
ギザのピラミッドエリアの一般の入り口は2つあり、そのうちのひとつがスフィンクス側の入り口です。昔テレビ番組で「スフィンクスの目線の先にはケンタッキー・フライド・チキンがある」なんて話が流行りましたが、まさにそのケンタッキーの目の前にある入り口です。チケットを購入し、荷物検査をし中に入ると目に入るのがこの景色!
右から一番大きなクフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッドが並び、カフラー王の手前にはスフィンクスが佇んでいます。
各ピラミッドは想像以上に大きい為、3つすべてとスフィンクスを一枚の写真に収めようとするとどうしても遠くから撮影することになり、各ピラミッドとスフィンクスは小さくなってしまいますが、これぞエジプト!なピラミッドとスフィンクスが収められた写真が撮影できます。
2. パノラマエリア
先ほどのスフィンクス側の入り口から歩くこと約30分。パノラマエリアと呼ばれる撮影スポットがあります。
砂漠の上に立ち並ぶ3つのピラミッドがきれいに見えるため、エリア内で一番有名な撮影スポットです。ここまではスフィンクス側の入り口から歩いて約30分ですが、日除けのないゆるやかな上り坂をひたすら歩くのでここまで来るのはちょっと大変。らくだや馬車を使うのも一つの手です。
3. ラクダに乗っていくエリア
実はギザのピラミッドエリアには合計9個のピラミッドが存在します。ラクダに乗らないと行けない砂漠地帯にあるため、ほとんどの方がギザには3つのピラミッド、と思っているのではないでしょうか。
ご存知の方も多いかと思いますが、ピラミッドエリア内にいるラクダ引きは客引きがしつこいことで有名。値段交渉も一苦労ですがぜひ値段交渉の体力と気力がありましたらラクダでピラミッドエリアを移動してみてください。
三大ピラミッドの手前に小さな2つのピラミッドがあります。ラクダに乗っていくエリアは砂漠地帯なので写真に余計なものが写らず、古代ピラミッドの雰囲気の写真が撮ることが出来ます。また、ラクダに乗りながらピラミッドをバックに写真を撮るとなんともエジプト旅行らしい写真が撮れるのも魅力です。
ピラミッドエリアは16時までのオープンとなりますが、夕日に照らされたピラミッドもまた絶景です。エリアの外からでもピラミッドの撮影が出来る場所もありますので、ぜひあなただけのピラミッドの写真を撮ってみてください。エジプト旅行の思い出の一枚になること間違いなしです!
[エジプト記事]
「甘党にもほどがあるエジプト人の砂糖の量」
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