日本は世界的にみても治安が良く、街もきれいということもあって日本を訪れる外国人観光客も日本についてポジティブなコメントを残すことが多いです。
日本の素晴らしいところとして外国のネット上でもさまざまなことが挙げられていて、今回は、実際によく言われている「日本の素晴らしいところ」3つを題材に海外(主に欧米)と比較をしてみようかと思います。
【水道水が飲める】
日本人にとっては当たり前ですが、水道水を飲料水として飲めるということが外国人から評価されているという話をよくネット上では見かけます。たしかに他の国へ行っても、水道水は飲んではいけないどころか、歯を磨くのさえもやめた方がいいという国もあります。
これだけ聞くと「海外では水道水も飲めないのか…日本ってすごい!」と思いがちですが、実は海外のあるサイトによると、海外で水道水を飲める国は38か国もあるらしい…!
水道水を飲めるとは言っても、国によっては飲料水として100パーセント安全が保障されているわけではなく、旅行へ行くならミネラルウォーターを買って飲む方がベターでしょう。
それにしても、いざどうしても水道水を飲まなければいけないというときに身体に危害を与えずに水道水を飲める国が38か国もあるなんて驚きですね。
【女性でもひとりで夜遅くに歩ける】
海外では日本に比べると治安がよくないこともあって、女性の夜の一人歩きは危ないと言われています。それと比べると日本では夜遅くに女性がひとりで歩いている姿を見ることも多いですよね。仕事帰りの人や、コンビニへちょっと行ったり、友人と遊びの帰りだったり…時間を気にせずに外出できるのは便利でうれしいことです。
しかし、そもそも海外では女性が夜遅くひとりで歩く必要があまりないように思えます。日本のように夜遅くまで仕事をして帰宅が遅くなる人もあまりいないし、コンビニのように24時間営業しているお店も少ないから外出する必要がない。さらには車で移動する人が多いため、女性が夜遅くにひとりで歩く必要がないのです。
「女性の夜の一人歩き」ができる日本の治安の良さはすばらしいけどね。
【きれいに列に並ぶ】
日本人にとっては当たり前なマナーですが、外国人観光客から見るときれいに列に並ぶ日本人の姿は良く評価されています。たった三人しかいなかったとしても日本人は列になるし、誰に言われたわけでもないのに自然と列になるというのは海外ではあまりないかもしれません。
海外ではどうなのかというと、さすがに駅の券売機や人が多い時には列になって並びます。しかし、ファストフード店や電車を待つときには日本人のようにきれいに列になって並んでいる姿はあまり見かけません。
日本人からすると、「列に並ばないなんて礼儀正しくない」と思うかもしれませんが、海外では列にならなくてもお互いに「先どうぞ」「あなたもう注文した?」などとお互いに声をかけ合うので、列に並ばなくても自然と順番を守れています。客同士でコミュニケーションを取れるので、日本人のようにしっかり列になる必要がないのです。これは文化の違いですので、どっちが良い悪いという訳ではないです。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?日本には素晴らしいところがたくさんありますが、それが必ずしも海外でも必要だというわけでもなさそうです。
その国の特徴や生活様式によってどのようなことが機能しやすいのか、どのようなことを快適に感じるのかなどは変わってきます。
ただ全体的にみても日本の治安の良さや、日本人の礼儀正しさに関しては私たち日本人は誇るべきことですし、今後も残していくべきものであるように思います。
[参考記事]
「海外生活で身につく4つの力。言語力だけではないよ」
Leave a comment