首都の北京を凌ぐ中国最大の都市、上海。国際都市である中国上海は外国人も多く、日本人だけでも短期滞在者を含めると10万人を超します。
この大都会の上海には、高級ホテルやレストランが並び、上海の中心部に関して言えば、中国にいることを忘れてしまうほどの豊かな生活があります。
しかし、だからと言って、毎日高級レストランで豪華な食事をするわけではありません。普段は、スーパーで食材を買い、家庭で料理をして食事をするのが一般的です。中国には、今でも「市場(いちば)」があります。
ここではお肉や野菜が売られています。スーパーよりも新鮮で安いので、私もたまに利用します。利用しているのは年配の中国人が多く、若者は品揃えの豊富なスーパーに行くことが多いようです。
さて、中国人は食の安全の観点からも、生鮮食品に関しては実態の明らかの物を購入する傾向にあります。料理しやすいように切り身や細切れにされて、原型の分からないものはあまり好まないようです。
たとえば、魚。スーパーには必ず水槽があり、生きている魚を選んで買います。
スッポンやカエルも普通に売っています。
死んだ魚が陳列されているコーナーもありますが、あまり買う気になれません。そもそも、そばでおしゃべり好きな中国人が喋りまくっているので、衛生面もよく分かりません(笑)
一度、威勢のいいおじさんに負けて大きな魚とカニを買って帰ったことがありますが、魚をさばくことが出来ませんでしたし、カニも食べ方が分かりませんでした(笑)
でも、大丈夫です。パック入りの魚もちゃんとあります。パックの中でもちろん魚が血を流して死亡しています(笑)リアルすぎて食欲はあまり出ません。
魚が嫌であればお肉にしましょう。やはり、お肉も魚と同じで原型の分かるものが好まれます。
以下の写真のように肉は切り身でパック詰めはされずに陳列されている商品もあります。
日本では、コンビニのおでんをツンツンして逮捕された男性がいましたが、中国では食品もきちんと触って眺めて確かめてから購入します。
持ち上げて、じっくりと裏も表も確認します。
正直、他人が触ったお肉を買う気にはなれません。ちなみに、家庭でお肉を使うときには、魚と同じように、よく水洗いしてから使います。
このように外国人が市場で肉や魚を買うのは少し難易度が高い気がします。というか勇気がいります(笑)
でも、大丈夫です。日本と同じように、中国のスーパーにはお惣菜があります。お皿に乗せてチンするだけ。
中国に来て5年。このような風景が日常的なため、いつの間にかベジタリアンになっていました(笑)
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