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アイルランドのスーパーマーケットの特徴を写真付きで解説

アイルランドのスーパーマーケットの特徴を写真付きで解説

 

 アイルランドのスーパーを大きく分けると、アイルランド系、イギリス系、ドイツの系の3つ分かれます。アイルランドの代表格といえば、DUNNES STORE(ダンズ ストア)。DUNNES STOREはアイルランド庶民に慕われ、食料品はもちろん日用品や衣類品も販売しています。自社ブランドを多く持っているため、手頃な値段で商品を提供しているのが特徴です。

 イギリスの代表格といえば、TESCO(テスコ)とMARKS& SPENSER(マークスアンドスペンサー)です。TESCOはアイルランド国内に広く展開され、自社ブランドを多く持ち揃えているため、かなり手頃な価格です。一方、MARKS& SPENCERは高級志向のスーパーになります。こちらも自社の商品を多く取り揃えていますが、他に比べて若干値段が高いです。

 そしてとにかく安いものを買いたい!という方には、ドイツ企業のAldi(アルディ)とLidl(リドル)がお勧めです。こちらはどちらも野菜や果物が通常価格の25%offで購入できます。Aldiでは隔週木曜日にSuper6という6種類の野菜や果物がなんと€0.39〜€0.79(2017年5月29日現在、1€は124円)ほどで買えます。日本ではなかなか見ないほどの格安ぶりです。一度、ここで買い物をしてしまったら、他での買い物がかなり高く感じます。

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アイルランドのスーパーのレジ

 アイルランドにはセルフレジとベルト式の店員さんがスキャンしてくれるレジと二種類あります。日本でも最近はセルフレジが導入され始めていると思いますが、アイルランドではかなり前から導入されており、待ち時間が少ないのがメリットです。スキャン前後で商品の重さを計る為、万引きは出来ないようになっています。

 ベルト式のレジで日本とは違うなあ~と思わされるのは、店員さんが椅子に座って商品をスキャンしているところです。また一つのレジが長蛇の列になっていても、隣のレジがすぐ開くことは稀で、日本のように店員さんが臨機応変に機敏な対応をする光景は残念ながらあまり見ません。店員さん同士が喋りながら、商品をスキャンするのもよく見る光景です。お客様文化の違いを大きく感じる瞬間です。

 そしてスキャンされた商品は、その場ですぐ買い物袋に詰めるのが一般的です。日本のように一度買い物かごに商品を入れてから、後ろのスペースで商品を詰めるという習慣はありません(商品を詰める用のスペースが用意されているスーパーもありますが、ないところもあります)。自分の商品のスキャンが終わると、次の人のスキャンがすぐに始まるので、いかに素早く商品を袋に入れるか、毎回小さなプレッシャーと戦っています。(笑)

アイルランドのお酒の販売規制

 アイルランドではお酒を販売できる時間が決まっています。
平日:午前10:30~午後10:00
日曜:午後12:30~午後10:00
 日本のように夜中にお酒を買いにコンビニに行ってもお酒を買うことはできません。このことを忘れてコンビニに行き、何度か悲しい思いをしました(そもそも基本的にコンビニは24時間営業しておらず、ほとんどが23時には閉まります)。

 お酒が買える年齢は18歳以上です。18歳未満、又は18歳未満に見られた場合は生年月日と顔写真付きのIDを提示すれば購入できます。

アイルランド人の健康意識

 アイルランドでは日本よりも健康意識が高いです。ジムも街のあらゆるところにありますし、会費も年間で平均€300~400(37000~50000円)です。日本は一ヶ月12000円ほどしますので、アイルランドが安いのがよく分かります。営業時間も6:00~22:00と仕事前にも仕事後にも行けます。

 また、スーパーにはグルテンフリー食品やオーガニック食品などの健康を意識した商品が多く並んでいます。種類も豊富で、一般的に健康への認識が高いのが伺えます。日本食は健康食としての認知度が高い為、オーガニック食品店に行くと海藻や梅など日本の商品を必ず見かけます。嬉しいですね!

アイルランドの乳製品

 アイルランドといえば乳製品!と言っても過言ではないほど、アイルランドは乳製品が美味しいです。商品の数も多数!アイルランドのソフトクリームは絶品です!地方のアイスクリームはもちろん、街のコンビニのソフトクリームでさえ、ミルクがとても濃厚で病みつきです!!

まとめ

 アイルランドのスーパーは、いわゆる一般的なヨーロッパのスーパーです。日本のスーパーでは、商品を美しくお客様に魅せるように商品の置き方や、コーナーの配置を工夫していますが、こちらのスーパーではダンボールに入ったまま野菜が商品棚に置かれていたり、肉類コーナーの向かえに洋服が売られていたり、商品を魅せて売るというよりは、ただ商品が並べられている倉庫のような印象です。

 こちらで買い物をしていて、不便だなと思うことはほとんどありませんが、店員さんの対応や商品の配置など細かいところで日本との違いを感じます。個人的にはこちらのスーパーの方が、働いている側(店員)がより効率的にストレスフリーで仕事ができるように、配慮されているように感じています。

 どちらが良い悪いというわけではなく、どの文化に自分が慣れているのかだと思いますが、日本とアイルランドの違いを発見するのはとても面白です。スーパーだけでなく、これからさらにアイルランドと日本の違いを発見、発信していけたらと思います。

[参考記事]
「アイルランドの語学学校の日本人の割合や費用などを解説」

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