日本の年明けを象徴するものと言えば年賀状。皆さんは今年、何枚の年賀状を送りましたか?そして何枚受け取りましたか?
随分と昔、コンピューターが一般家庭に普及する前、年賀状専用の「プリントゴッコ」という手作業で1枚1枚インクを補充しながら複写していく機械があったものです。その後、家庭用コンピューターと印刷機で、手を汚すことなく、プロ並みの年賀状を送る事ができるようになりましたが、これもまた昔の話。
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が生活の一部となった今では、年賀状を出す習慣さえ消え去ろうとしています。日本郵便によると、2017年の年賀状当初発行枚数は、前年より5.6%減の約28億5329万枚。実に6年連続で年賀状発行数は減り続けていて、ピーク時の2004年と比べると、なんと36%も減少しています。
年賀状が減り続けている原因は、勿論SNSの普及。メールやLINEで年始の挨拶を一斉送信するのは、年賀状に宛名を1枚1枚書いていくよりは、遥かに楽。
しかし、中には、メールアドレスは知っているけれど、住所は知らないから、年賀状を出したくても出すことができない、なんて理由もあるようです。今では珍しくなった手書きメッセージ付きのハガキを見ると、年賀状作成には時間と気力が必要な事は分かっているだけに、なぜかとても心が温められるものです。
やはり、とても大切な人達にだけでも、心遣いを伝える手段として、年賀状はやはり日本の大事な習慣であるべきだと考えさせられてしまいます。ただ、年賀状の中には、あまり貰いたくない人から、そして不愉快な思いにさせられるメッセージが書いてあるものが混ざっているのも事実。
今回は、イギリスのある男性が、新年に最愛の彼女から送られた「非常に痛いメッセージ」が書き込まれた最悪のカードを紹介しましょう。
彼女から送られてきた最悪のメッセージ
イギリスには年賀状と言う習慣が無いので、クリスマス前に親戚や友達に送るクリスマスカードが年賀状と言った感じ。しかし、グラハムさんは付き合っている彼女リンダさんから、自分宛てのカードが送られている事をSNSを通じて知る事に…。
実はリンダさん、グラハムさんが浮気をしている事に気付き、いつまでも残る胸のモヤモヤを晴らす事ができず、彼に胸の内を明かすカードを書く事に。しかし、カードは郵送するのではなく、町中に張り出したのです。こちらが実際に張り出されていたもの。
Dear Linda of #Warwick,not sure if you’re real but this has made me smile .Graham if you’re out there whats your version ? @SocialMediaTodd pic.twitter.com/k4dfTYH40r
— joan cummins (@joan_cummins) 2017年1月7日
Well there’s a Graham in Warwick who’s having a much worse day than me. Go Linda 👌🏻#WomanScorned #NaughtyBoy pic.twitter.com/zjhfNPiEto
— Alison Tonkin (@Ali_Tonkin) 2017年1月7日
その内容はと言うと、「彼女のエッチがそんなに上手なら、そこに居ればいいわよ!ただし、ベンツのカギは川へ捨てたし、家の鍵も取り換えたから。後、クレジットカードは限度額まで使ったからね。明けましておめでとう。リンダより(キスマーク)」
強烈で最悪のメッセージですね(笑)
町の至る所に張られたこのカードは、SNSを通じてイギリス全土に送信される事となりましたが、当本人のリンダさんと、グラハムさんの姿を誰一人も見ていないのだそうです。2人がどうなったのか気になる所です。
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