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中国国民は本当に反日なのか。中国在住10年の著者から見た中国

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中国国民は本当に反日なのか。中国在住10年の著者から見た中国

 

 世界各国の実情は、メディアによって報道される情報によって知らされる事が多いです。去年、アメリカ大統領選がありましたが、ほとんどすべてのメディアがヒラリークリントン氏が勝つと直前まで報道を流していました。これらはクリントン氏を勝たせるための情報操作だったことが分かっています。

 ですので、本当の情報は留学、出張、駐在、移住など、その国に一定期間根ざして生活しない限り、その実情を実感し理解する事は困難です。遠い国、航空路線の無い国、民度の低い国、国交の無い国などは、足を運ぶ事が難しいですが、興味を惹かない国や、聞いた事の無い国などは、到底ほとんど実情は知らないのが当たり前です。

 では、我々日本人は隣国の事はよく知っているでしょうか?意外な程に知らない事の方が多いのではないでしょうか。グローバル社会などと言われ、情報化社会などと言われて久しいのに、隣国の事でさえ殆ど知らないというのが多くの日本人の実情です。

 本サイトでは、世界各国に在住している方や、在住経験者が、表面的ではない世界各国の実情を知らせてくれているので、とても価値があると思います。筆者は中国駐在経験者(10年)として、中国の事を知らない皆さんに、中国の実情をお伝えしているつもりです。

日本の大手メディアが作り上げる大多数の日本人の中国観

 一般的には、新聞記事、報道番組、バラエティ番組などで取り上げられた中国の出来事を観る事が、最もてっとり早く中国の情報を得る手段であるのは間違いありません。しかし、欲しい情報に辿り着くとは限りませんし、意図的な場合もあります。

 例えば政治目的の情報の場合には日本寄りの記事を書くのは読売新聞、中国寄りの記事を書くのは朝日新聞…とメディアによって受け取るイメージが大きく変わってしまうのが現実です。例えば中国軍艦が日本の領土に侵入した時がありましたが、読売は「中国軍艦」とはっきり書きますが、朝日新聞は「中国艦」というふうに「軍」を抜いて記事を作成していました。他にも読売新聞は「中国軍艦が領海内に侵入」、朝日新聞は「中国艦が領海に入る」という表現を使っていますが、「侵入」と「領海に入る」では読者が受け取るイメージが大きく変わります。朝日新聞がなぜ日本に不利で、中国に有利な書き方にするのかは分かりませんが、私は「侵入」が正しいと思っています。
これは「カエルの楽園が地獄と化す日」という本に書いてあったのですが、「なるほど」と思いました。

 報道される偏りの多い報道が主要情報源である事から、どの情報に接するかで中国に対する印象は変わってしまいます。

反日姿勢は政治と庶民とでは違うのか?

 中国は政治的には反日であることには間違いありません。先ほども書きましたが、日本の領土である尖閣諸島周辺の海域に侵入を繰り返し、その数は日々増すばかりです。
結果、多くの日本人の皆さんが、中国の人達のほとんどが反日なのではないかと思っていると思います。

 10年中国にいた経験で申し上げますが、筆者は中国で反日の人に会ったことは数回しかありません。反日の人にたくさん会った言う駐在経験者の方も当然います。2004年に中国で行なわれた1600人の若者を対象にした調査では「命令があれば女子供、捕虜でも殺せますか」という質問に「必ず殺す」が45%、「日本人であれば殺す」が28%いたというデータが「カエルの楽園が地獄と化す日」という本に書いてありました。

 なぜ、このような結果になっているのかと言うと中国の人は南京大虐殺が本当にあったと信じているからです。南京大虐殺に関しては朝日新聞の本田勝一という記者が現地で中国共産党に紹介された人に聞いた話を「旅行記」として書いただけで、本当は虐殺の事実はありません。大虐殺の事実も証拠もないとアパホテルの会長さんなどは言っています。

中国は日本軍が南京で三十万人を虐殺したと主張しているが、そもそも当時の南京市の人口は二十万人であり、三十万人を虐殺し、その一ヶ月後には人口が二十五万人に増えていたなどあり得ないことだ。
しかも国民党中央宣伝部に雇われていた二人を除いて、欧米人など第三国の人が虐殺を目撃した日記も手紙も写真も、記録したものが一つもないことなど、更には、上海大学の朱学勤教授が「いわゆる南京大虐殺の被害者名簿というものは、ただの一人分も存在していない」と論文で発表したにもかかわらず、辞職もさせられていないことなどから、いわゆる南京虐殺事件が中国側のでっちあげであり、存在しなかったことは明らかである。

アパグループ代表の元谷外志雄

 従軍慰安婦のねつ造記事を書いたのも朝日新聞ですので、どれだけのダメージを日本国民に与えたのかなと。

 余談が長すぎましたが(笑)、筆者が反日の人に出会わなかったのは運が良かっただけか、本当に反日の人が少なかったからなのかは今でも判断は付きません。

中国人の日本人感を勝手に分類

 広大で歴史ある大人口の国家についてですから、一口で申し上げる事はできません。とはいえ、中国の人達の日本人に対する感覚は次の様なパターンの人々がマトリックスの関係性で存在していると思います。
1) 実際に戦争で日本軍の被害にあった経験を持つ嫌日感情のある老人
2) 中国共産党により行われた反日教育の結果、日本は悪だと愚直に信じる若者
3) インターネットの普及により日本の良さを実感している一般人
4) 中国共産党には従わざるを得ないから黙っているが、彼らの思想的宣伝をはなから信じていない一般人
5) 日本人の本質を知っている知識人
6) 日本留学経験者、訪日観光経験者、クールジャパン愛好家、日系企業従事経験者
7) 日常生活が必死で、政治的な物事を考えられない階層
8) 日本人の事など考えた事も無い人たち
9) 中国共産党員
だいたい以上の様なパターンの人達が混在して、日本人や日本に対する価値観が形成されています。

国民全員が中国共産党を信奉している訳ではない

 中国では中国共産党に都合の悪い情報は遮断してしまいます。ですから、日本政府の発表する政治的な中国関連報道は、殆ど報道されません。然し、インターネットによる情報化は現代中国でも当たり前に普及し、多くの国民がスマホやPCから情報統制の網の目をくぐり抜けて、多くの情報を得ています。

 前項目の3~6に該当するパターンの人達であれば尚更のこと、中国共産党の発する情報は信用できないと思っており、WEBから得る真の情報により、数は少ないかもしれませんが反日度は少しずつ減少していくのではないかと「期待」しています。

自分達との違いを冷静に評価してくれている

 東日本大震災があってすぐに、ある報道が中国に衝撃を与え、ネットで話題になりました。2011年3月11日の事です。同日、筆者は新宿にいて、帰宅できずに途方に暮れながら、新宿駅西口一階から地下に通じる階段に座り込んでいました。その現場の画像が世界中に報道されました。「大パニックなのに秩序立っている日本人」という様な見出しだったと記憶しています。

 確かにあの時のあの階段は、中央部分は階段を上り下りする人たちの為に、通路スペースとして確保して、両側に疲れ切った我々は座っていました。こんな大パニックな出来事が発生したら、多くの国々では階段は通路スペースなどなく、全ての階段に人が座り込んでいるだろうに、日本人はこんな時でも公共性を保ち、歩く人の為に整然と通路スペースを開けている、というのが報道趣旨でした。

 その事が中国でもネットを中心として報道されて、瞬く間に「日本人は素晴らしい国民だ」という賞賛の書き込みが続きました。
中国だったらこんな対応はあり得ない。
やはり日本人の国民性は凄い。

と言った内容が殆どでした。
結構冷静に日本の事を見てくれています。
もちろん、これには伏線があり、それは2008年に中国で起きた四川大震災です。この時は食料を巡って住民同士奪い合いが起きていたからです。

訪中する日本人に対しての中国の人達の態度

 では、中国に脚を運んだら、一般中国の人達は我々日本人に対してどう接して来るのでしょうか?筆者が10年中国にいて反日と思われる中国の人に出会った事は数少ないですが、反日の中国の人に出会わないとも言えません。旅行などの状況では一般の人々は、日本人に対しても普通に接しています。

 中国の人達は日本人程にお世辞を言いませんから、ぶっきらぼうに感じる事もあれば、上海の人達の様に下町っぽい人懐っこさを目いっぱい感じる事もあれば、中国の東北の人達の様に朴訥で素朴にはにかみがちに接して来る場合もあるでしょう。つまり、日本人だから特別に態度が悪いとか、表面的に笑顔を振りまく事は無いでしょう。もちろん、反日のムードが高まっている時には行かない方がいいのは当然ですので、この辺は臨機応変に判断すれば良いと思います。

[中国記事]
「中国式のお酒のマナー。乾杯した後は56度のお酒を一気飲み?」

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