ネイルケアというと女性がするものと思われがちですが、上海では女性に限りません。特に40代、50代の男性が爪にとても気を使っています。
例えば、地下鉄で見かけた下の写真の50代後半の男性。きれいに親指と小指の爪を伸ばしています。
下の写真の男性は40代後半くらいでしょうか、親指の爪だけきれいに伸ばしています。
よく見てみると、2本の指の爪(例えば親指と小指の爪)のみを伸ばしている人が多いです。なぜ2本の指の爪だけ伸ばしているのか、よーく観察していると、理解ができました。
オシャレのためですか??違います。
「2本の指で鼻毛を挟んで抜きやすくするため!」
この後、中国人の友達に「鼻毛を抜くために爪を伸ばし、ケアをしている奴いるの?」と聞いたのですが、「そういう人もいる」とのこと。
中国では大気汚染の影響で鼻毛が伸びるのが早いとのことです。
「Clean Air Asia」と言うサイトでは鼻毛が伸びるのが早い地域がマップで表示されるのですが、上海は4の「poor」でした(下から3番目)。北京は6の「CRITICAL」(一番鼻毛が伸びるのが早い地域)。
ちなみに東京は1の「EXCELLENT」です(一番鼻毛が伸びるのが遅い地域)。
話しが逸れましたが、戻ります…。
耳をほじほじするときは、親指よりも小指のほうが便利なため、小指だけを異常に伸ばしている男性もいます。
下の写真の男性も小指の爪だけが長いので、耳を掘るためでしょうね(笑)
このように、上海では目的に応じて特定の指の爪を伸ばしている男性が多いのです。
以上の写真全ては電車に乗って、たった40分間の間に撮ったものです。
それでは、女性のネイルケアはどうなっているかというと・・・。さすが中国、地下鉄であろうとどこであろうと、切りたくなったらどこでも切ります。ちなみに、このおばさん、爪を電車にまき散らして降りて行きました(笑)
Leave a comment