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中国人はサラダなどの冷たい食べ物を食べないって本当?

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中国人はサラダなどの冷たい食べ物を食べないって本当?

 

中華料理はお好きですか?
炒飯、餃子、マーボー豆腐、酢豚、小龍包など、たくさんの中華料理が思い浮かぶのではないでしょうか?
中華料理について何かお気づきになる事はありませんか?それは調理方法にあります。
中華料理のシェフの調理風景をテレビなどでご覧になられた事のある方は多いと思いますが、必ず強い火力のコンロで大きな中華鍋を振って、短時間で調理していますよね。
つまり最も大事なのは強い火力で食材に火を通すという事です。
焼く、炒める、蒸す、煮る等、必ず火を使って調理されている事がおわかりだと思います。
これが中華料理の最大の特徴です。つまり、中国の皆さんは火を通した物を食べる習慣があるのです。

火を通す調理方法は多数あります

日本は小さな島国ですが、海山の食材に恵まれ、水道水を直接飲む事ができる、とても恵まれた国です。
火を通す調理方法も、刺身やお寿司の様に生で食べる料理もあり、様々な食材を様々な調理方法で食す事ができる国です。
中国は広大な国家ですから、日本以上に食材には恵まれています。
確かに、中国の皆さんはありとあらゆるものを食べています。
よく話題に上る食材のひとつに犬があります。
日本人にとって犬は愛玩するペットですから、
食べることなど考えられません。
しかし、中国の皆さんにとっては、食用の犬と、愛玩用の犬は別だと認識しています。
この様に、国や民族が違うと、食という文化にも、これだけ大きな隔たりがあります。
面白いのは、食材がたくさんある中国なのに、調理方法について言えば、火を通すという方法しかないと言う点です。
生で食べるという料理が基本的にはありません。
一方で、火を通す調理方法にはとてもたくさんの種類があります。
炒めるという調理方法一つをとっても10種類以上あると言われていますし、調味料での変化を含めると100種類以上もあると言われています。
さて、確な日本との違いを分かって頂く為に、刺身と生野菜のサラダを取り上げてみましょう。

刺身も生野菜のサラダも食べません

日本人は刺身を食べます。
生の魚を捌いて切り身にして、お醤油につけて食べます。

様々なお魚を刺身にして食べます。美味しいですよねー。
日本に生れて良かったと思える食材の一つと言えます。
生野菜のサラダも食べますよね。
和食というよりも洋食かもしれませんが、
レタス、キュウリ、トマト、キャベツなどを主体として、ドレッシングやマヨネーズなどをかけて食べます。
とんかつの脇には、必ず千切りキャベツが付きものですが、これも生野菜のサラダと言えます。
日本では当たり前の刺身や生野菜のサラダを中国の人達は基本的に食べません。
火が通っていないからです。
読者の皆さんも、中華料理店で生のお魚料理を食べた事は無いと思います。
生野菜のサラダもありませんよね。
前菜も、一旦火を入れた物が冷まして出されます。

この様に、中国では生の食材は食べないのが基本です。
冷たい物を身体に摂取するのは健康的では無いと考えられている様です。
ところが、改革開放政策以降、筆者もその一員でしたが、外資の会社が中国に多数進出して、海外の文化が中国にも次第に広がりました。
食文化もそうです。
日本人を含めて、世界中の駐在員や出張者、旅行者が増えるに従い、次第に生の食材を提供するお店も増えて来ました。
今では回転寿司店は、日常風景になっています。
鮪の価格が日本で上昇しているのも、中国の皆さんが鮪のお寿司を食べる様になって来た事により乱獲されているからと言われています。
しかし、依然として生野菜のサラダを食べる中国の皆さんを見かける事は稀です。
火を通さない食べ物を嫌っていた中国の皆さんの食生活も、改革開放と共に少しずつ変化を遂げているというのが現状です。
しかし、火を通さない食べ物を食べないという食文化が、中国の基本です。

冷たい飲み物も避けるのが一般的

筆者が初めて中国に出かけた90年代当時は、レストランでビールを頼んでも冷えたビールはありませんでした。
どのお店でも、瓶ビールが常温で置かれていて、夏でも温いビールを飲まされた物です。
ところが、今ではビールを注文すると、冷たいビールが宜しいですか?と聞かれる様になりました。
つまり、常温と冷やしたビールの両方在庫しているのです。
この様に、飲物に関しても冷たい物を基本的に飲みません。
それは、日本と違って、水道水が硬水なのでそのまま飲む事ができず、必ずお湯を沸かして冷ましてから飲む習慣から来るのかもしれません。
中国はお茶の発祥国ですが、中国茶がとても普及しているというのも、冷たい飲み物を飲まない事に関連があるでしょう。

まとめ

伝統的な食文化は、現代中国では少しずつ変化を遂げています。
70年代に初めてアメリカのマクドナルドのハンバーガーを知った日本人が、ファスト・フードを平気で食べている事だって、外来食文化が輸入された結果です。
今や、中国の若者は、中国茶館に行くよりも、スターバックスで寛いでいるのが日常風景です。
改革開放の結果、中国の様々な文化が、この様に変化を遂げています。
基本、冷たい物を食さない中国の皆さんですが、少しずつ生物を食べ始めているのが実態です。
それは、お寿司や刺身など、日本食の影響が大だと申し上げておきます。

[参考記事]
「中国国民は本当に反日なのか。中国在住10年の著者から見た中国」

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