世界の謎発見

カンボジアの「虫やカエル」は超美味い(写真付き)

 

 カンボジアでは普通に虫をおやつのように食べます。原型がはっきりしているものを食べるのには勇気がいるかもしれませんが、これが驚くほどウマイのです!一つだけのつもりがついつい止められなくなってしまうほどです。

 気になるけど食べるのには勇気がいる、どんな食感や味なのか知りたい、そんな日本の皆さまのために「ゲテモノ」と呼ばれている虫やカエルなどを食レポしてみたいと思います。

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イナゴ

 私は虫の中でもイナゴが大好きで、太鼓判を押すほどオススメです。香ばしくなるほど炒ってあるのでサクサクした食感です。ニュッと汁も出てきたりしませんから、虫初心者にはもってこいだと思います。

 味付けも濃い目でおつまみとしてよく、ビールがどんどん進みます。子どもたちもおやつのように食べていますよ。スナック菓子より栄養満点でしかも安い!

 あまりの美味しさに「どうして気持ち悪いなんて言っていたのだろう。虫さんごめんなさい」という気持ちにさえなります。

ダガメ・ゲンゴロウ

 甲羅のような硬いボディーをもぎ取り、足やお尻の針を取ってからいただきます。初めは少し残酷な気持ちになりますし、なかなかこちらに手を出すのには勇気がいるかもしれませんね。

 噛み応えがあり、バリバリした食感とちょっぴり苦みがあるのが特徴です。食べた後、黒いボディーの残骸を見るとちょっとかわいそうな気持ちになっちゃいますけどね。

 せっかくカンボジアに来たんだから、虫にチャレンジしたい!という方にはぜひオススメです。

カエル

 どうしてゲテモノ呼ばわりするのか分からなくなるほど普通の肉です。カエルの姿揚げは、見た目から原型をイメージしてしまうかもしれませんが、全く問題なく美味しいです。カリッと香ばしいので、病みつきになってしまうかもしれませんよ。

 炒め物になって他の野菜と混ざっていたりすると、カエルの形が全く分からないので初挑戦する方にはいいかもしれません。ただ、炒め物のカエルは骨が多いので、とても食べにくいです。この骨を見ながら、だから高くジャンプできるんだなと違う意味で連想をしてしまうかもしれません。それゆえに弾力のある肉であるとも言えます。


・まとめ

 他にもプチプチした食感のアリスープやアリのふりかけ、ヘビの干物、タランチュラ(蜘蛛)のフライ、アヒルの孵化しかけのタマゴ、鳥の姿焼きなど見た目がグロテスクなものをカンボジア人は普通に食べています。どれもなかなかの珍味です。

 カンボジアは暑い国なので、ビールがウマイ!しかも安い!ジュースと同じ2000リエル(50~60円くらい)で買うことができるのです。そして、このビールの美味しさを引き出してくれるのが「おつまみ」ですよね。今回、ご紹介した虫やカエルのコラボは間違いないです。

 カンボジアに来たのに、普通の食事だけではもったいない!カンボジアに起こしの際にはぜひ市場へお立ち寄りください。そして、ローカルフードを五感で堪能してみてください。慣れてくるとエビより美味しい、エビの方がグロテスクな顔をしているように見えてきますよ。人生観さえ変わってくるかもしれませんね。

[カンボジア記事]
「カンボジアに医療ボランティアとして参加して思ったこと」

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