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海外でそのまま通じる日本語。KAROSHI、KAWAIIなど

海外でそのまま通じる日本語。KAROSHI、KAWAIIなど

 
 日本食ブームに始まり、世界で日本の文化が注目されるようになって久しい。小さな島国 日本も世界との距離をグッと縮め、身近な存在として知られるようになったのだ。

 そんな中、発音も意味もそままに「海外で通じる日本語」が意外に多いことをご存知だろうか。今日はその中でも特に、海外によく浸透している日本語をいくつかピックアップしてみよう。

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「SUSHI・TEMPURA・RAMEN」寿司・天ぷら・ラーメン

 数年前から海外で巻き起こっている和食ブーム。健康志向の人が増え、ヘルシーなイメージの和食を好んで食べる人が増えてきた。中でも海外の日本食レストランで人気の高いメニューと言えば寿司、天ぷら、ラーメンだ。

 マグロにコチュジャンとマヨネーズがかかった謎のお寿司…ヘルシー志向にしては高カロリーな天ぷら…濃い味を好む外国人に人気が高いのも納得のいくラーメン…。海外で出される和食は突っ込みどころ満載だが、もはや寿司、天ぷら、ラーメンを知らない外国人の方が少ないかもしれない。

「KARAOKE 」カラオケ

 日本で生まれた娯楽として知られる「カラオケ」。海外では人前でマイクを持ち歌う機会はほとんどない。その為マイクを向けられても、「歌は上手じゃないから」と抵抗する人が多い。シャイなイメージの日本人が大勢の前で堂々と歌を披露する姿は珍しく写るのかもしれない。

「NINJA・GEISHA」芸者・忍者

 海外映画の中に登場する日本人は大抵「芸者」や「忍者」のように描かれている。遥か遠い「ニッポン」についてあまり知らない人たちの中には未だに、日本の女性は皆芸者のような格好をし、若者は忍者の学校に通っている…なんて思っている人がいるから驚きだ(笑)

「KAROSHI」過労死

 こんな言葉が世界で通じる「日本語」として挙がるのはとても残念なことだが、「死ぬまで働く」という考えられない事態は海外のニュースでも大きく報じられた。

 プライベートの時間やバカンスを何より大切にする海外の人々。よほどのことがない限り、皆、定時で仕事を切り上げる。ギュウギュウ詰めの満員電車で通勤し、疲れきって電車の中で居眠りするサラリーマンの姿はショッキングなイメージとして外国人の記憶に残ったようだ。

「OTAKU」オタク

 マンガ喫茶、コスプレをし街を歩く若者、実在しない二次元のキャラクターに恋する人達。これらの独特な文化は、外国人の好奇心をくすぐるようだ。実際、日本が大好き‼︎という外国人の多くが「オタク」である。

「KAWAII」かわいい

 「KAWAII」は漫画やアニメなどのジャパニーズカルチャーと共に世界に広まった言葉だ。また美しさやセクシーさを求める海外と比べ、日本のファッションは「かわいい」を売りにしたデザインが多い。外国人男性の中にはそんな「かわいい」日本女性と付き合ってみたいと幻想を抱く人もいる。

まとめ

 世界で通用する日本語を分析すれば、外国人が日本に対してどのようなイメージを持っているかが見えてくる。世界一の長寿国を誇る、ニッポンのヘルシーな食事。勤勉で働き者の日本人と、それゆえに起こる社会問題。伝統文化と最新テクノロジーが共存する不思議な魅力…。

 世界の人が日本に、そして日本語に関心を示してくれるのは嬉しいことだ。四季の移り変わりや細やかな感性を表現する言葉など、日本語の響きは優しく美しい。これからももっとポジティブで美しい日本語が世界で広まって欲しいと思う。

[参考記事]
「欧米人には理解出来ない日本人の3つの結婚観」

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