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ドイツ人はセックスしてから恋人関係になるか決めるって本当?

ドイツ人はセックスしてから恋人関係になるか決めるって本当?

 

 外国人と日本人を比べる時に、日本人とドイツ人は「似ている」と言われることが多い様に思います。しかし言語も文化も習慣も全てが違う民族で、ましてやアジア人とヨーロッパ人、「似ている」と表現することは不可能の様に思います。私は在独歴は6年目になりますが、日本とドイツの関係性は、他の海外諸国と比べて、ほんの少しくらい同じ様な習慣があるかも?!といった程度の様に思います。

 今回はドイツと日本を比較しますが、メインの話題は恋愛に関してです。恋愛へのステップは各国違いますが、日本とドイツではどこが違うのかを解説していきます。

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1、ドイツ語と日本語が似てる?

 ドイツ語は日本人には「発音しやすい言語」と言われます。それはドイツ語の発音が東北訛りのズーズー弁に似ているからだとか。いえいえ、そんなことはありません。確かにドイツ語は濁点が多く、ローマ字表記しているのをただ読めばいいので、人によっては英語より発音は簡単!という方もいます。

 しかし筆者、東北のど田舎出身で、ズーズー弁を話すのですが、ドイツ語のRの発音、例えば今まで2000回練習した中で、5回位しか正しい音は出ていません。もちろん通じますが、ズーズー弁と似ていて簡単だとは一切思いません。

2、ドイツ人は日本人の様に時間を守る?

 厳密にいうと、時間の感覚は似ていない様に思います。確かにイタリア人やスペイン人のおおらかさや、時間にルーズな印象と比べれば、ドイツ人は「日本人寄り」かもしれません。だからと言って日本人の様に約束の15分前には現地にいる、ということはあまりない様に思います。これは仕事の場合でもそうです。プライベートな場合は、特に大体皆さん遅れ気味です。

 約束より早く付いているのが当たり前な日本人に対し、約束の時間ぴったりに行くのがドイツ人です。これを似ていると言えばそうなのかもしれませんが、私には似てない様に思えます。

3、ドイツと日本が似ているなら恋愛はどうなの?

 ドイツも他のヨーロッパと同じく、挨拶の時にハグをします。筆者はそういう国の人々は、どうやって恋人関係に発展していくのだろうとずっと思っていました。まして、ドイツと日本が似ているなら、ロマンチックに告白をするのかな?なんて考えていたくらいです。

 私はカフェで働いているのですが、10代から20代の子に、特定のパートナーを作る時にどうするのか、直接聞いてみました。そしたらなんと、ロマンチックのかけらもない、「話し合い」が行われるそうです。日本で恋人同士になるには、「デートをする→告白する→恋人になる→キスをする→セックスする」になる、といった順番が一般的にはある様に思います。

 ドイツではその順番は特に関係ありません。もちろん男女ともに素敵だなと思った人と出かけたり、デートしたりするのは一緒です。しかしドイツでは、「デートをする→キスをする→セックスする→しばらくして話し合いをする→恋人になる」といった順番が主流の様です。これは若者の間でもそうで、本当にこの人とパートナーという関係になれるかをお互いによく考えてから、「交際」ということが始まるそうです。

 私の日本人的思考から見ると、とってもラブラブな雰囲気の子に、「え、それって彼氏じゃないの?」と聞くと、「まだ彼氏ではない」と答えるのです。話し合いが行われて、お互いの意識を確認しあって初めて、「恋人」というステージに進むのです。それはお互いがずっと付き合うことを前提に話し合うため、10代でもよく考えるのだとか。ぱっと見チャラチャラしている子たちに、なんだか大事なことを教わったアラサーの筆者です。

ドイツ人は話し合いが大好き

 筆者的には素敵な恋の予感がしたら、サプライズで告白してくれたら嬉しいな!なんて思ったりするのですが、チャラチャラしていても「恋人」という関係になるには、しっかり「話し合い」をするドイツ人。そういう話し合いを積み重ねていくことで、互いの信頼関係が深まっていくのだなと感慨深くなりました。

 逆に話し合いをしないで恋人関係になると、お互いの両親に紹介しなかったり、片方だけが本気だったりと、ややこしい問題が出てくる様です。もしドイツ人と仲良くなりたい人がいたら、どんどん話し合って見てください。そうすると信頼関係が深まるかも?!しれませんよ。

[参考記事]
「イタリア人の彼氏とはペンパルサイトで出会い、恋愛に発展」

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