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日本人女性とドイツ人女性の服装の大きな違いとは

日本人女性とドイツ人女性の服装の大きな違いとは

 

 私は今、ドイツの大学に留学中の学生です。ドイツの街を歩いていて思うのは、通り行くドイツ人女性の服装が日本人女性の服装と大分違うということ。ショーウィンドウに並ぶ服を見ていても、日本のものとは随分異なっています。今回はファッションに焦点を当て、日本人女性とドイツ人女性を比較していきたいと思います。

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スカートを履く?履かない?

 あるときドイツに留学に来ていた中国人の友人に「日本人って冬でもスカートを履くよね。寒くないの?私には無理だよ。」と言われたことがあります。そう言われてみれば、ドイツでスカートを履いている人はほとんどいません。

 また別の日、今度はスペイン人の友人に「あなたはいつもドレスを着ているね。」と言われました。ドレスといってもその日着ていたのはワンピースだったのですが、ヨーロッパの女性から見ると、やはりワンピースやスカートを着るのは珍しいのです。

 フィリピンなど治安の悪い国では特に女性はスカートを履きません。これは性被害に合う可能性があるからです。ヨーロッパの女性がスカートを履かない理由はいろいろな説がありますが、一つはヨーロッパでは女性も男性と差がなく仕事をしているため、男性に負けないように男化するからという説そして、やはり、ヨーロッパといえ日本ほど治安が良くないため性被害を避けるため。

 また、ヨーロッパではミニスカートを履いて夜に歩いていると娼婦と間違えられるという理由もあるかもしれません。

日本人女性の服装

 スカートを良く履くこと以外にも、日本人女性の服装の特徴と言える点はいくつかあります。例えば、裾や袖の形にこだわっているところもその1つです。ボリュームのある膨らんだ袖や方のフリル。近年流行していたガウチョパンツはまさにそうです。

 またヒールのある靴を履くことも日本人女性の特徴です。というのも、ドイツ人女性はほとんどヒールを履かないからです。もちろんお店に行くとちゃんとヒールも売っているのですが、ヒールよりもスニーカーなど他の種類の靴の方が圧倒的に多いです。ドイツ人はアウトドアが好きで頻繁に出かけるために、歩きやすさを重視するのではないでしょうか。

ドイツ人女性の服装

 一方ドイツ人女性と言えばどうでしょうか。まずは基本的にはパンツスタイル。ドイツ人は身長が高いだけでなく足も長いため、すらっとしたパンツスタイルが良く似合います。あれだけ格好良く着こなせるドイツ人はうらやましいです。

 またトップスはシンプルなものが多いです。夏はTシャツで、寒くなるにつれてパーカやカーディガンなどを羽織っています。冬になるとほとんど毎日ニットです。

 そしてもう一つ、日本人女性と違うなと感じるのは体感気温です。日本の秋くらいの気温において、日本人女性は少し厚めの長そでを着ていて調度良いくらいだと思います。しかし、ドイツ人女性にとってそのくらいの気温は暑いらしく、着ていたカーディガンを脱いで半袖一枚になってしまいます。人によってはタンクトップ一枚になってみたり。このタンクトップ一枚でいるというのも、日本人女性にはなかなか見られない特徴ですよね。

それぞれの特徴を一言でいうと…

 日本人女性とドイツ人女性、それぞれ服装の特徴を一言でいうとこうなるでしょう。

“日本人女性はオシャレにこだわり、細部のちょっとしたフリルや加工で自分の個性に合った服を選ぶ。また比較的女性らしさを求める傾向がある。それに対してドイツ人女性は、オシャレにはあまりこだわらず、動きやすく気温に合ったシンプルな服を求める。”

 いずれにせよ、服装の違いは考え方の違いから生まれるものだと思うので、どちらが良いか悪いかは置いておいて自分が着たい服を身に着けるのが一番ですね。皆さんも、自分の好きなものを堂々と身に着けてください。

[参考記事]
「ドイツのスーパーは不思議。魚は売っていないが、お寿司は売っている」

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