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オーストラリアのシェアハウスの特徴。敷金や礼金はあるの?

オーストラリアのシェアハウスの特徴。敷金や礼金はあるの?

 

 ワーキングホリデー、語学留学に選ばれることが多いオーストラリア。旅行ならホテルに泊まれば全て揃っていますが、長期滞在ともなるとそうはいきません。多くの方が部屋を借りて滞在することになります。

 最初はホームステイで後にシェアハウスへ引っ越す人もいますが、シェアハウスってどんな感じなのだろうと不安な方が多いかと思います。今回はそんなオーストラリアのシェアハウスについてご紹介します。

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シェアハウスの選び方

 シェアハウスにはお部屋タイプが大きく分けて3つあります。オウンルーム、ルームシェア、リビングシェアです。

 簡単に説明しますと、「オウンルーム」はお家の中の一室が借りられます。鍵もついていますし、完全に個室です。ベッドや机など簡単な家具がついているところが多いです。やっぱりセキュリティが不安、プライベートが欲しい、広い場所がいいという方には最適の選択になります。しかしお家賃は少し高めです。

 「ルームシェア」とは一つの部屋にベッドがいくつか置いてあり、数人で使用するというものです。二段ベッドのところもあります。せっかく行くならいっぱい話して語学力を上げたい、一人は寂しいという方におすすめです。それぞれの行動時間が大きく違うと苦労することがあります。

 「リビングシェア」はリビングに段ボールや棚などで囲ったお部屋になります。入口には布がかかっていますが、鍵はありません。セキュリティには難ありですので、しっかり貴重品は持ち歩くようにするのが無難です。とにかく安く滞在したい方にお勧めです。
 全てに共通しますが、基本的にバスルームやキッチン、洗濯機は共同で使います(オウンルームの場合、専用のバスルームがあるところもあります)。キッチンの食器や家具はついているところが多いので買い足さなくていいです。これは便利ですよね。
また、シェアハウスによってはスポーツジムが使い放題だったり、プールがあったりします(特にマンションが多いです)。

部屋を借りるには?

 部屋は情報サイトで写真や家の場所などを確認して決めます。たまに街中の電柱にシェアメイト募集の紙が貼ってあったりもします。ある程度目星をつけたら、載っている連絡先に連絡しましょう。

 それからインスペクション(下見)の日程を決め、良ければ契約。いまいちであれば別の家に下見にいきましょう。決めたらその家のオーナーに引っ越したい日程を伝えれば後は引っ越すだけです。特別な書類などは必要ありません。

借りるときに必要なお金は?

 日本で部屋を借りようとすると、家賃、敷金、礼金が発生します。オーストラリアでは礼金は存在しません。家賃はレント(rent)と呼ばれ、週○○ドルという計算になります。日本では一カ月に一回が主ですが、オーストラリアでは二週間毎に支払うことが多いです。お家賃はシティ周辺ですと比較的高く、シティを離れると安くなります。ビーチ近くのお家は夏になると家賃が上がったりします。

 敷金はボンド(bond)と呼ばれ、部屋を借りる時に初めに一回払います。金額は大体一週間分か二週間分の家賃ですが、退去時何も問題なければ返してもらえます。

 ちなみに私はシティから離れた場所にオウンルームを借りていました。そこの家賃は週210オーストラリアドル(15000円ほど)で、二週間に一回手渡しで払っていました。

生活面での日本との違いは?

 部屋を決めるのは大変ですが、いざ引っ越して生活してしまうと日本の賃貸と大差ありません。海外はずっと靴で生活すると思っている方も多いと思いますが、意外とスリッパに履き替えなければいけないところが多いです。そして、基本的にシャワールームとトイレは同じ部屋。
 洗濯機は室内が多く、乾燥機が上についています。この乾燥機は使用するのに別途お金を払わないといけないところもありますので、オーナーに確認しましょう。シドニーは電気代がとても高いそうです。

 掃除は場所ごとに担当が決まっていたり、当番制になっています。自分たちが住むところですから自分たちで綺麗にしようということですね。

 オーストラリアの賃貸事情いかがでしたでしょうか。基本的に日本の賃貸と大差ないので、戸惑いなく過ごせると思います。シェアメイトと上手くいかないという困った声はよく聞きます。やはり文化が違うので仕方ないところですよね。私は他国の料理の匂いで苦労しました。しかしそれもきっといい経験になりますよ。

[参考記事]
「オーストラリアのスーパーマーケット事情。カンガルー肉も買える」

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